劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 冥き夕闇のスケルツォ 感想

 
先日,映画館で「ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 冥き夕闇のスケルツォ」を拝見してきました。


(画像は拾い物です。)

■STORY(公式サイトより抜粋)

《これは、ゲームであっても遊びではない。》

世界初のVRMMORPG《ソードアート・オンライン》がデスゲームと化し、
1万人のユーザーがゲームの世界に閉じ込められてから、既にひと月以上が過ぎていた。

鋼鉄の浮遊城《アインクラッド》第一層を攻略したアスナは、
キリトとコンビを組んだまま、最上階を目指し旅を続けていた。
女情報屋アルゴの協力も加わり、攻略は順調に進んでいるかのように見えたが……

攻略を先導するトッププレイヤー集団、《ALS》(アインクラッド解放隊)と《DKB》(ドラゴンナイツブリゲード)。
本来は共闘すべき2大ギルドの対立が勃発する。
その陰には、暗躍する謎の人物の姿が――。

死と隣合わせの危険な戦いのなか、《攻略》とはまた異なる《脅威》が、
アスナとキリトを巻き込んでいく――!

ソードアート・オンライン(以下,SAO),ソードアート・オンライン -プログレッシブ-(以下,SAOP)ともに既刊の原作は既読で,この映画の前作となる劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 星なき夜のアリアも視聴済みだったのですが,前作が原作との差異が多かったこともあって今回もどういった展開になるかが未知数でした。
いざ拝見してみると順当な続編になっていたと思います。

以下,ネタバレありで感想を記載します。
内容を把握している方向けの記載となりますのでご注意を。

■感想(ネタバレあり)

(以下,ネタバレありのため少し空行を入れておきます)

前作,星なき夜のアリアは原作小説の第1巻に相当する話でしたが,今回は原作小説の第4巻相当の話の映画化のようです。
原作小説は現在は実家の本棚に置いてしまっていて手元にないこともあって,タイトルだけでは気づかずしばらく見てから話が飛んでいることに気付きました。
2巻と3巻がスキップされたのはおそらく原作小説に出てくるエルフ・キズメル関連が4巻は薄かったからなのではないかと思います(原作小説が手元にないのでうろ覚えですが…)。

中身としては相変わらず映画はミトさんがオリキャラとして登場しますが,それ以外は原作と大きな差もなく順当な作りだったかと思います(原作小説が手元に以下略。
今後も続編が作られるかはわかりませんが,作られるとしても今回の展開を見るにエルフ関連は出さずにミトさん参加で進めていきそうですね。
ただ,前作は終わり際に続編(=今作)の予告があったのに今作ではなかったので今のところ次回作の予定はないのかと思います。

前作と比べると今作は新規性は少なく,また,2巻と3巻の内容を飛ばしているので特筆すべきところは少なかったかな…というのが正直な感想です。
おもしろかったしきれいにできていたとは思うんですが,「アスナさんを主人公にしてミトさんというオリキャラを入れたよ!」という特徴自体は変わらず他の差異は小さいものが多いようで全体的に予想通りな印象もあるんですよね…。

見ていて気になったところで言うと,ミトさんの武器の大きな鎌が気になります。
柄の部分を分解できたり鎖分銅を出せたりと,序盤にしてはかなりトリッキーな武器だと思いますが,ゲーム上ではどういった扱いの武器なんですかね。
まぁSAOでは「ソード」を冠していながらハンマーやら斧なども出てきているので鎌があってもいいのかもしれませんが,専用武器/自作のオリジナル武器っぽい感じもして謎の特別感があるんですよね…。オリキャラの特権かな。

■雑記

思っていた以上に薄い感想になってしまいました。
拝見してから半月以上経っていることと,前述の通り前作と比べて新規性が少なかくより原作準拠だったのが要因かと思いますが,前者を踏まえてやはり感想は早めに書いた方がよいと再認識させられる結果になりました…。

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