2021年のプロ野球【東京ヤクルトスワローズ日本一記念】

東京ヤクルトスワローズのセリーグ優勝,日本シリーズ制覇で終わった今年のプロ野球について書こうと思います。

■野球と私

これまでこのホームページではほとんど野球のことは取り上げていませんでしたが,私は学生時代は野球部に所属し,昔から野球をプレーすることや野球観戦は好きでした。

地元の茨城にいたころからヤクルトスワローズのファンだったもののそれほど熱心に応援したり観戦に行ったりはしていなかったのですが,就職して神奈川や東京が勤務地になって引っ越してからは神宮球場が近くなったこともあって年に数回程度の現地観戦に行くようになりました。
さらに,ここ数年はテレワークによって家でのテレビ観戦もしやすくなって昔よりも観戦機会が増えたこともあり,特にここ数年はそこそこ熱心に注視,応援(スワローズ的には応燕)している方ではないかと思っています。

ここがあまり長くなっても仕方ないので終わります。

■今年の東京ヤクルトスワローズの印象

スワローズは去年と一昨年は最下位で,今年も上位の期待は薄い存在と思います。

しかし昨年にFA権を持った山田,石山,小川が(本人的に期待通りかは置いておいて)3人とも残留し,外国人選手の補強も例年に比べると積極的かつ金銭的にも力を入れているように思えたので,私は上がり目が多くて何気に楽しみにはしていました。
まぁそれでも良くて3位~4位くらいかと思っていましたし,オープン戦が奮わなかったこともあって今年もそれほどの期待はしていませんでした。

しかしふたを開けてみると投手陣が整備されたことや例年多発するケガによる離脱者が少なかったこと,外国人選手がはまったことなどの要素が重なってセリーグ優勝,日本シリーズ制覇という結果になって長期間にわたって野球に一喜一憂できたシーズンになりました。

■今年の東京ヤクルトスワローズのよかったところ

見ていてよかったと思うところのうちぱっと思いついたものを列挙します。

●大ケガが少ない

今年はスタッフの起用法やメンテナンス陣がよかったのか,例年多発するけが人が少なかったことが好成績につながったと思います。
特に,オープン戦やフェニックスリーグでは活躍するのにケガや不調でなかなかシーズンに入ってから活躍できていなかった塩見選手を1番に固定できたのがよかったかと思いました。

●チームの雰囲気がよさそう

外から見てた印象だけですが,例年より雰囲気が良かったように思います。
これは高津監督のモチベーターとしての手腕もあると思いますし,単に例年より勝率がいいから自然とモチベーションが高かったこともあると思います。

また,これまでよりも積極的にリーダーシップを取っていくようになった新キャプテン山田,逆に若いのにやたらと貫禄のある村上を中心にコミュニケーションを取れていたのかなーと勝手に予想しています。

また,スポーツニュースなどを見ると嶋選手や青木選手などのベテラン陣のコーチングについて触れられている記事もあり,全体的に雰囲気がよくなったのは事実なのかなと思っています。

●投手陣が整備された

ここ数年は投壊していた投手陣がすごくよくなりました。
また,今年はコロナの特別ルールで延長戦がなかったこともあり,リリーフの役割固定ができて投手運用が上手く周ったのもよかったと思います。

他にもありますが,上記がかみ合ったことや他チームとの兼ね合いもあって上手いこといったのかなと思っています。

■来年以降の不安な点

逆に来年以降の懸念点を列挙します。

●勤続疲労

特にリリーフ陣が今年はフル回転だったので来年以降が心配です。
スワローズのリリーフ陣は圧倒的なリリーバーやクローザーがいるというよりは,数人の投手が安定して70点~80点くらいの成績を収めている印象で,その場合は1人,2人でも欠けると他の投手の負担が増えて連鎖的に崩壊していく懸念があります。
特にホールドの新記録を樹立した清水は大丈夫なのだろうか…。オフはゆっくりしてほしいです。

●補強が控えめになりそう

今年は日本一にになったこともあり戦力外の選手も少なく,新たな補強はあまりされないのではないかと思います。
今年好成績だった選手が来年も期待通りに活躍するかというとそうばかりでもないと思うので別に補強はしてほしいところです。

上記ぐらいでしょうか。
連覇は他チーム次第なところもありますが,Aクラスは期待できるのではないかと思っています。

■雑記

今年はコロナの影響で観戦制限があったこともあり,1度しか現地観戦に行けませんでした。
来年も今ほどの野球熱があるかわかりませんが,残っていれば今年よりもたくさん現地観戦に行きたいと思います。