2023年のプロ野球

 
2024年のプロ野球の開幕直前になってしまいましたが,2023年のプロ野球について書こうと思います。

■2023年のプロ野球の総括

2023年は3月にWBCがあって非常に盛り上がったのもあり,通年で野球熱の高い年でした。
政治不信やスキャンダラスな話題も多く,明るい話題は大谷さん関係ばっかりだったのもあってテレビで大谷さんを見ない日はありませんでしたね(2024年3月にけちが付き始めましたが…)

そんな中,セリーグ3連覇&日本一奪還を目指したスワローズは残念ながら最下位とゲーム差なしの5位という想定外かつ非常に残念な結果に終わりました。
主力の不振やケガに泣いたところが大きかったですが,個人的には起用や采配に起因する点も多かったように思うので2024年は反面教師にして頑張ってほしいところです。

■2023年のプロ野球観戦

2023年のプロ野球観戦は,4/27(木)にハマスタ,6/20(火)に神宮球場に行きました。
観戦時成績は1勝1敗でした。

ハマスタの試合はリードしていたものの継投がはまらずサヨナラ負けになりました。
個人的にはもっと先発のピーターズ投手を引っ張ってほしかったですし,その後の継投ももっとよい起用があったんじゃないかと思っていてちょっと煮え切らないまま終わってしまいました。

一方,神宮球場の試合はリリーフデーだったものの序盤からの猛攻で大差で完封勝ちという楽しい試合でした。
最近あまり投げていない金久保投手を見れたり,山本投手のプロ初勝利を見れたりと,普段はあまりお目にかかれない選手や展開を見れてお得な感じがしました。
また,つば九郎のバズーカが近くに来て景品(Tシャツ)がもらえたのもよかったです。

ちなみに,6/2(金)も観戦予定だったのですが雨天中止で行けませんでした。
2022年も1度雨天中止で観戦予定が流れたので何か持ってるのかな…。

■2023年のセリーグ順位予想

順位予想はスワローズを1位予想していたので大外れでした。

カープが強かったのも正直意外で,それ以外は大体雰囲気は掴んでいたような気もしますが,阪神の安定感を見抜けていなかった上に6チーム中2チームが大幅にずれていたのでは全然だめですね。

■2023年の東京ヤクルトスワローズに思うところ

2023年のスワローズに対して思うところのうち,2024年3月時点で思い出せたものを列挙します。

●WBCの影響

WBCは楽しく見させていただきましたし優勝して嬉しかったですが,2023年のスワローズ的にはマイナスでしたね。

代表に参加した選手のうち,山田・村上・中村・高橋選手は早めの調整や疲労からかケガや不調で思うようなシーズンではなかったと思います。
特に山田選手はWBCからシーズンの頭の数試合はここ数年なかった躍動振りだったので早々にケガで去ってしまったのがとても悲しかったです。
村上選手は2022年に50本塁打を越えた辺りから調子を崩していた印象で,WBCがそこからさらに拍車をかけてしまったように見えました。
これがなければもう少し上には行けたのではないかと思っていますが,それはそれとして全体的に低調だったので優勝は難しかったでしょうね。

●リリーフ投手起用

左のリリーフがいなかったのにあえてクローザーに田口投手を置いたのが当初から気になっていました。
その結果,対左やピンチの際に出てくる投手が打ち込まれて負けてしまう試合が増えてしまってせっかくの田口投手を出せず,もったいなかったと思います。

他,全体的に首脳陣のやりたい野球に対して選手を当てはめていこうとして(失敗して)いたように見えてもやもやしています。
2022年は8・9回と火消しにハマリ役がいたのでよかったですが,2023年はそこから9回のマクガフ投手が抜けたところから元々あったポジションに人を割り当てていったように見えまして,選手の適正より首脳陣の期待(というか希望)が先行していて見ていてとても不安でした。
適性を考えると火消しは田口だと思うのですけどね…。
逆に星・木澤選手辺りは回の頭から出た方が安定する印象なので,変にピンチになってから急に登板させるよりも7~9回の1イニングを任せて心中するくらいしてほしいです。

●外野前進守備

ピンチになったらかなりの頻度で外野前進守備にしているように見えるのですが,あれは何なのですかね。
普通だったら外野フライや単打で済む当たりが長打になって取り返しのつかない点差になる展開を何度も見ました。
外野前進守備はフライを取れる範囲が狭くなるので,終盤の僅差のピンチのような限られた状況以外でそんなに使うものでもないと思います。

●並木選手

足が速くてとても期待しているのですが,それに固執しすぎて空回りしている印象があります。
バッティングもよいと思っているので,セーフティは足の速さを活かそうとしてサードのきわどい所を狙ってスピード勝負をするよりも,少し頻度を抑えてファーストやセカンドの前を狙って意表をついていった方がよいと思います。
一方で,盗塁はもっとサインを出してあげてほしいです(いつだったか忘れましたが,2022年の大事なシーンで失敗してしまって以降,盗塁が激減した印象なのでサインが出されにくくなってしまったのかと邪推しています)。

■2024年について

2024年は久し振りにオフが長くて比較的ゆっくり休めると思うので巻き返しに期待したいです。

特に山田・青木選手にはもう一花咲かせてほしいですし,村上・塩見選手は休養十分で一層の飛躍を期待します。
あとは並木選手や丸山(和)選手のような守備型のメンバには打撃開眼してレギュラー争いに割って入っていってほしいです。

投手陣は先発に長いイニングを投げてほしいです(これは選手にという面もありますが,それよりも首脳陣の采配への希望です)。
野手以上に投手陣はベテラン中心になりつつあるので,昨年活躍しながらもあまり投げれなかった吉村選手,最近投げれていない原選手や近藤選手などの奮起に期待したいです。

個人的には公式ファンクラブ(Swallows CREW)のゴールド会員を継続したので,引き続き応援していこうと思います。
ただ,ゴールド会員の特典にチケットがあるので何度かは現地観戦をしたいとは思っていますが,家庭環境を鑑みて昨年に引き続き家でのテレビ観戦中心にしようかと思っています。

とはいえ,野球熱は下げずスワローズを応援していく所存です。
選手・スタッフをはじめ関係者の皆さんには頑張っていただきたいです!